
今回は、仙台市中心部の再開発地区の中で、
特に変化があった場所を、ピックアップしてリポートします。
まず最初は、駅前通の北端に建設中の「花京院ビル」(仮称)です。
今年2月に見たときには、工事が始まったばかりで何もありませんでしたが、
14階、高さ60mのオフィスビルの外観が、すでに姿をあらわしていました。
長い間、何もなかった場所だったので、実際以上に大きく感じてしまいます。
今年12月に竣工予定です。
駅前通を仙台駅に向かって進んで行くと見えて来たのが、花京院一丁目第一地区です。
ホテルJALシティ西側の、14階建て商業棟の鉄骨が組み上げられ始めていました。
東側のマンション棟のほうが進行が遅いようです。
29階建ての高層建築なので、基礎工事に時間がかかるのでしょうか。
完成予想図がありました。左が商業棟、右がマンション棟です。
2010年の完成予定だそうです。
仙台駅前では、エスパルⅡがオープンしましたが、そこから東口へと繋がる、
新しい連絡デッキ「名掛丁通路」が、来月開通します。
写真はX橋から駅方向を撮影。アエルの裏から新しいデッキが伸びています。
連絡通路の東側です。
階段は完全に屋内になっていました。エレベーターも設置されています。
近くでは、「仙台榴岡ビル」(仮称)が建設中です。
完成すれば19階、高さ約82mになり、東口では目立つビルになりそうです。
ガラス張りのビルですが、全体的に黒っぽい色調で、個性的な雰囲気です。
このビルは、西口の南町通からも見えるようになってきました。
駅舎の背後に壁のように立っていて、とても目立っています。
東口では、高層マンションも建設中です。
「ミッドプレイス仙台タワー」31階、高さ約100mです。
半分の高さを超えたくらいまで組み上がったでしょうか。
敷地内の「みやぎ生協」が、一足早くオープンしました。
現在進行中の仙台の再開発で一番規模が大きい、森トラストの
「仙台一番町プロジェクト」の正式名称が、「仙台トラストシティ」に決定、
その中の高層オフィス棟は「仙台トラストタワー」に決まりました。
同時に、高層マンション棟も着工しました。
個性的なV字型マンションで、地面がV字に掘り進められていました。
同じく、東二番丁の広瀬通交差点近くに建設中の「仙台本町プロジェクト」(仮称)です。
下部に、ガラスがはめ込まれ始めました。
その向かい側の「東二番丁スクエア」は今月竣工予定で、
あとはオープンを待つのみ、といった感じでしょうか。
これらの他にも再開発工事中の場所は複数ありますが、
今回は変化が目立った場所を見てまわりました。