
今年の秋、仙台市郊外に立て続けにオープンする、2ヶ所のアウトレットモールの
その後の状況を見てきました。最初は「三井アウトレットパーク仙台港」です。
その名の通り、仙台港の後背地に建設される大規模店舗で、
9月12日オープンが決定しました。
店舗を囲むように、大きな駐車場が備えられています。
外観は、ほとんど完成しているようです。
店舗の右側(東側)に、巨大な鉄骨の骨組みが組まれ始めました。
高さ50mの観覧車です。
今まで仙台近郊の観覧車は、八木山ベニーランドや仙台ハイランドなど、
山側にしかありませんでした。今回、海側に初めて出来る観覧車からは、
どんな景色が眺められるのでしょうか。
先日、松島水族館が仙台港後背地への移転を発表しました。
具体的な場所は不明ですが、アウトレットモールの隣接地に移転するようです。
この付近には広大な土地が残っています。
仙台の湾岸部は、幹線道路沿いにロードサイドショップが立ち並んでいるほかは、
大部分が工場地帯と田園地帯で、娯楽施設や集客施設がありませんでした。
今回、アウトレットモールに加えて、水族館が出来ることで、
このあたりの人の流れが大きく変わるかもしれません。
一方、こちらは泉パークタウンに建設中の
「チェルシージャパン、仙台泉プレミアム・アウトレット」で、10月16日にオープンです。
こちらも外観は完成しているようです。
三井アウトレットパークとは異なり、西洋風の外観で雰囲気作りをしています。
同時にオープンする商業施設「泉パークタウン・タピオ」も外観が出来上がってきました。
「タピオ」と「プレミアムアウトレット」が、空中デッキで結ばれるようです。
画面右奥がロイヤルパークホテルですが、アウトレットの建物に隠れて見えません。
仙台市郊外に同時期にオープンする二つの大規模アウトレットモールですが、
観覧車を併設してアミューズメント性を高めた「三井アウトレットパーク仙台港」、
アメリカの古い街並みの雰囲気を楽しめる「仙台泉プレミアム・アウトレット」、
それぞれが独自の魅力を持っていて、両方を行き来してショッピングを楽しむことも
できそうです。