撮影2008年9月中旬

現在、仙台駅西口のペデストリアンデッキでは、再整備が進められています。
どのような整備が行われているのか見てみましょう。

再整備の一番の目玉は、青葉通側の階段にエスカレーターが設置されることです。
西口ペデストリアンデッキの数多い階段の中で、一番幅広い階段で、
駅の真正面に位置していることから、エスカレーター設置が決まりました。

工事用柵の中を覗いてみると、階段の幅4分の3位が撤去されていました。
ここに上り用と下り用のエスカレーターが設置され、屋根が掛けられます。

エスカレーターが大きな面積を占めるため、階段部分が狭くなっていて、
擦れ違うのがやっとという感じです。

さくら野百貨店前の階段下には、地下道入り口があり、シートや柵で保護されていました。

エスカレーターは、来年3月末に完成予定だそうです。

今回のエスカレーター設置は、高齢化やバリアフリー化の流れで導入されるもので、
ペデストリアンデッキが建設された30年前は、あまり重視されていませんでした。

去年、バリアフリー化の一環として、ヒューモスビルの前にエレベーターが設置されました。

1階と2階では、出入口が逆になっています。
車椅子の場合、バックしないで前進だけで乗り降りが可能です。

秋に始まる、観光キャンペーン「仙台宮城デスティネーション」に伴う改修も行われています。
こちらは、タイルの張り替えや、街灯の新設などの化粧直しがメインです。

駅舎前の街灯が新しくなりました。

上の写真は、以前の街灯を撮影したときのものです。
あまり意識して街灯を見たことがありませんでしたが、こうして比べてみると、
違いがよくわかりますね。

タイルが張り替えられ、植え込みも新しく幅広くなりました。

まだまだ工事が続くペデストリアンデッキですが、
一足早く設置された新しい街灯が、以前よりも明るく輝いていました。

